音響・音楽制作

ゲイン

読み
ゲイン
英語・正式名称
Gain
関連人物・メーカー
Apple

音声信号を増幅または減衰させる量のことで、信号経路の各段階に適切なレベルを渡すために調整します。

ゲインは、音声信号を増幅または減衰させる量です。録音入力、プラグインの入出力、チャンネルストリップなど信号経路の各所にあり、多くの場合dBで表示されます。単に「聴こえる音を大きくする」だけではなく、次の処理へ適切な強さの信号を渡す役割があります。

フェーダーとの違い

ゲインは処理に入る前後の信号レベルを整え、フェーダーは主にミックス内の音量バランスを決めます。フェーダーを下げても、その手前のプラグインへ大きすぎる信号が入っている問題は解消しません。

ゲインステージング

録音から最終出力まで、各段階で信号を大きすぎず小さすぎない範囲に保つ考え方をゲインステージングと呼びます。十分な余裕を残すと、クリッピングを避けながらプラグインを安定して調整できます。

録音時の入力ゲイン

入力ゲインは、マイクや楽器から入る信号の強さを録音前に決めます。演奏の最大音量でもメーターが上限へ張り付かないように設定します。小さすぎる録音を後から極端に持ち上げると、ノイズも目立ちやすくなります。

プラグインの前後で整える

コンプレッサーや歪み系エフェクトは入力レベルによって反応が変わります。前段のゲインで効き方を決め、出力ゲインで処理前後の聴感音量をそろえると、音質の変化を判断しやすくなります。サイドチェインを使ったダッキングの記事も具体例になります。

調整するときの注意

音が大きいだけで良く聞こえることがあるため、比較時は処理前後の音量をそろえます。赤く点灯するクリップ表示だけでなく、後段へ過大な信号を送っていないかも確認しましょう。

関連する用語

出典・確認情報

内容確認日 2026年7月15日

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