フェーダーとは
フェーダーは、ミキサーやDAWでチャンネルの出力レベルを調整する操作子です。画面上では上下に動かすスライダーとして表示されることが多く、複数の楽器やボーカルの音量バランスを整える中心的な役割を持ちます。位置は一般にdBで表示され、0 dBは入力された信号を増減させない基準位置です。
上げ下げすると何が変わる?
フェーダーを下げると、そのチャンネルから次の出力先へ送られる信号が小さくなります。上げると大きくなりますが、大きくしすぎると後段やステレオ出力でクリッピングする可能性があります。耳だけでなく、隣にあるレベルメーターも見ながら調整します。
ゲインとの違い
ゲインは信号経路の入口付近で入力レベルを整える操作、フェーダーはエフェクト処理などを経た後のチャンネル出力を整える操作として使われるのが基本です。フェーダーを下げても、その手前のプラグインへ大きすぎる信号が入っている問題は解消されないことがあります。
オートメーションで動かす
曲の途中でボーカルを少し上げるなど、時間に沿ったフェーダーの動きはオートメーションとして記録できます。固定位置だけで整えにくい演奏のばらつきを、音楽的に補う方法です。
小さな動きで調整する
dBは対数で表されるため、フェーダーの位置によって同じ移動量でも変化の細かさが違います。大きく動かして正解を探すより、主役を決めてほかのパートを少しずつ上下させると、バランスの変化を判断しやすくなります。
理解を深める記事
Logic Proでフェーダー操作もアンドゥできるようにする設定は、Logic Proを買ったらまず最初に設定しておきたいことで紹介しています。
