音響・音楽制作

ユニゾン

読み
ゆにぞん
英語・正式名称
Unison

同じ音程の複数ボイスをわずかにずらして重ね、厚みと広がりを作るシンセ機能を解説します。

シンセサイザーのユニゾンとは、一つのノートに対して同じ音程のボイスを複数重ね、厚みや広がりを作る機能です。各ボイスの音程・定位・位相を少しずつずらすことで、単一のオシレーターより大きく複雑な音にできます。

主な設定

Voicesは重ねるボイス数、Detuneはボイス間の音程差、SpreadやWidthは左右への広がりを調整します。音源によっては、位相のばらつきやステレオ配置を決める設定もあります。まず少ないボイス数と小さなデチューンから試します。

向いている音色

リード、パッド、プラックなどを太くする用途でよく使われます。ベースにも使えますが、低域まで大きく広げると芯が不安定になりやすいため、低域を中央に残す、上の帯域だけへ適用するなどの工夫が必要です。

音程と位相の注意

デチューンを深くするとコーラス感は増えますが、音程が曖昧になることがあります。左右へ広げた音は、モノラル再生で位相が打ち消されて細くなる場合もあります。曲全体とモノラルの両方で確認します。

発音数と負荷

ユニゾンのボイス数を増やすと、一つのノートでも多くのポリフォニーを消費します。長いリリースや厚いコードではCPU負荷と音切れが起こりやすいため、必要な厚みを得られる範囲に抑えます。

演奏用語との区別

ここで扱うのはシンセサイザーの機能です。複数の楽器や声が同じ旋律を演奏する意味については、ユニゾン(同じ音を重ねる演奏)を参照してください。

関連する用語

出典・確認情報

内容確認日 2026年8月8日

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