コード進行は、コードを時間の流れに沿って並べたものです。どのコードから始め、どこへ移り、どこで落ち着くかによって、曲の雰囲気や展開が作られます。メロディが同じでも、コード進行を変えるだけで印象は大きく変わります。
コード進行が作る流れ
一つのコード(和音)を鳴らし続けると、曲は一定の雰囲気を保てます。そこから別のコードへ移ると、期待、緊張、解決といった動きが生まれます。コード進行は、曲の感情の道筋を設計するための土台です。
キーの中で考える
多くの曲では、キー(調)とスケールを基準にコードを選びます。たとえばCメジャーなら、C、Dm、Em、F、G、Amなどが基本の候補です。こうしたキーの中で自然につながりやすいコードは、ダイアトニックコードと呼ばれます。
よくある始め方
最初は4小節程度で、C→G→Am→Fのように4つのコードを並べてみると扱いやすいでしょう。各コードを1小節ずつ鳴らし、上にメロディやリズムを乗せてみます。気に入った流れを繰り返し、後半だけ一つ入れ替えるだけでも展開になります。
DAWで打ち込む手順
プロジェクトのキーを決め、ピアノロールにコードを一小節ずつ置きます。コードトラックがあるDAWでは、先に進行を入力してから伴奏やベースを作る方法もあります。ループ素材を使う場合は、素材のキー表記が進行と合うかを確認しましょう。
理論は選択肢を増やすもの
定番の進行をそのまま使うことも、途中のコードを変えることもできます。まずは耳で「次に行きたくなる」「ここで落ち着く」と感じる流れを作り、その理由を後から理論で確かめるのがおすすめです。
