トニック、ドミナント、サブドミナントは、コード進行の中でコードが果たす役割を整理する考え方です。ざっくり言えば、トニックは安定、ドミナントは緊張と解決への力、サブドミナントは場面を動かす役割です。この3つを知ると、次にどのコードを置くか考えやすくなります。
トニック:落ち着く場所
トニックは、そのキーで最も安定して聞こえる中心的な役割です。CメジャーキーならCが代表で、曲の始まりや終わりに置くと「帰ってきた」感覚を作りやすくなります。Amなどもトニックの仲間として使われることがあります。
ドミナント:戻りたくさせる力
ドミナントは、トニックへ進みたくなる緊張を作る役割です。CメジャーキーではGやG7が代表です。GからCへ動くと、緊張がほどけて落ち着くように聞こえます。サビの終わりやフレーズの区切りで、この動きを耳にすることが多いでしょう。
サブドミナント:流れを動かす
サブドミナントは、トニックから離れて場面を動かし、ドミナントへ向かうきっかけを作る役割です。CメジャーキーならFやDmが代表です。C→F→G→Cという並びは、安定から動き、緊張を経て戻る、基本的な流れの一例です。
ダイアトニックコードと結び付ける
これらの機能は、ダイアトニックコードを役割ごとに見分けるための枠組みです。すべてのコード進行を3種類だけで説明できるわけではありませんが、定番進行を理解する助けになります。
曲作りでの試し方
DAWで短い進行を作るなら、まずトニックから始め、サブドミナント、ドミナントを経てトニックへ戻す形を試してみましょう。C→F→G→Cを繰り返し、順番や一部のコードを変えると、どこで安定し、どこで引っ張られるかを耳で確かめられます。
