音楽理論・楽曲構成

五度圏

読み
ごどけん
英語・正式名称
Circle of Fifths

キーとコードの近い関係を円で整理する五度圏。調号、転調、コード進行の見取り図を解説します。

五度圏は、キーやコードの関係を完全5度ずつ並べて円にした図です。隣り合うキーほど共通する音が多く、近い関係にあります。調号を覚えるためだけでなく、コード進行転調の行き先を考える見取り図として使えます。

五度で並べるとは

CからG、GからDのように、5度上の音へ進んでいくとキーが円状に並びます。逆方向へたどると4度上の関係になります。隣のキーは使う音が一つだけ異なるため、曲の中でもなじみやすい関係です。

コード進行での使い方

ルート音が五度下へ進む動きは、強い進行感を作りやすい特徴があります。Dm→G→Cのような流れは、五度圏の関係を使った代表例です。カデンツでよく使われる動きを、図の上でも確認できます。

転調の候補を探す

元のキーの隣にあるキーへ移ると、共通するコードや音が多いため、比較的自然に転調しやすくなります。五度圏は転調を自動で決める道具ではありませんが、近い行き先を探すヒントになります。

メジャーとマイナーの対応

五度圏の内側には、各メジャーキーと平行調のマイナーキーを対応させて示すことが多いです。平行調/同主調の関係を確認するのにも使えます。

DAWでの活用

キーを決めたら、五度圏を見て近いキーや基本コードを確認し、短い進行を作ってみましょう。図を丸暗記するより、実際に音を鳴らして「近いキーはつながりやすい」感覚をつかむことが大切です。

関連する用語

出典・確認情報

内容確認日 2026年7月16日

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