ダイアトニックコードは、あるキーのスケールに含まれる音だけを使って作る基本のコード群です。Cメジャーキーなら、白鍵だけを重ねて作れるC、Dm、Em、F、G、Am、Bdimなどが該当します。キーの中で自然になじみやすいコードを知るための出発点です。
なぜ「キーの中」で考えるのか
曲にキー(調)があると、中心に感じる音や使いやすい音のまとまりが決まります。そのスケール上の各音から、1音おきに音を重ねるとダイアトニックコードができます。使える候補が整理されるので、コード選びで迷いにくくなります。
Cメジャーの例
Cメジャーでは、C、Dm、Em、F、G、Am、Bdimが基本です。すべてが同じ種類のコードではなく、メジャー、マイナー、ディミニッシュが混ざります。この違いが、同じキーの中でもさまざまな表情を作ります。
コード進行への使い方
ダイアトニックコードを並べて作るのが、コード進行の基本です。たとえばC→F→G→Cは、安定したCから少し動き、Gで戻りたさを作ってCへ解決する流れとして聞こえます。こうした役割は、トニック/ドミナント/サブドミナントでさらに整理できます。
キー外のコードは使えない?
ダイアトニックコード以外を使ってはいけないわけではありません。借用和音やセカンダリードミナントなど、キー外のコードは色合いと緊張感を加えるために使われます。まずはダイアトニックコードで自然な流れを作り、必要になったときに外側の音を試すと理解しやすいでしょう。
DAWで確認する方法
ピアノロールでスケール表示を有効にし、スケール内の音だけで三和音を作って並べてみます。コード支援機能があるDAWなら、キーに合わせた候補を表示できる場合もあります。耳で聞きながら、気持ちよくつながる組み合わせを探しましょう。
