音楽理論・楽曲構成

カデンツ(終止)

読み
カデンツ しゅうし
英語・正式名称
Cadence

コード進行で区切りや着地を作るカデンツ(終止)。曲の終わりやフレーズのまとまりを解説します。

カデンツ(終止)は、コード進行の中でフレーズや曲に区切り、着地、続きを期待させる感覚を作る動きです。文章の句点や読点のように、音楽の流れを整理します。曲の最後だけでなく、Aメロやサビの小さな区切りにも使われます。

終止感はどこから生まれる?

あるコードが「落ち着く場所」として聞こえるのは、キー(調)の中心へ戻る力があるためです。CメジャーならGからCへ進む動きは、緊張から安定へ戻る代表例です。トニック/ドミナント/サブドミナントの関係を知ると理解しやすくなります。

代表的な終止

ドミナントからトニックへ進むV→Iは、最もはっきりした終止感を作ります。IV→Iはやわらかい終わり方、Vで止めて次を待たせる形は半終止と呼ばれます。名称を暗記するより、どこで落ち着く・続きたくなるかを耳で聞くことが大切です。

コード進行の中で使う

コード進行の最後にカデンツを置くと、繰り返しの区切りが明確になります。サビの最後を強く着地させる、Aメロの終わりは少し未解決にしてBメロへ進めるなど、セクションごとに終止感を変えることもできます。

DAWで試す方法

CメジャーでC→F→G→Cを繰り返し、最後のCを別のコードに変えて聞き比べてみましょう。どこで「終わった」と感じるかを確認すると、カデンツの役割をつかめます。

曲の終わり以外にも使える

カデンツはアウトロだけの技法ではありません。メロディの一息、歌詞の一区切り、次のセクションへの入り口を作るためにも使えます。

関連する用語

出典・確認情報

内容確認日 2026年7月16日

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