オートメーションは、フェーダー、パン、ノブ、スイッチなどの動きを記録・編集し、再生時に自動で再現する機能です。曲の進行に合わせて音量を変えるだけでなく、エフェクトの設定を連続的に動かして演出を作れます。
何を動かせるか
ボリューム、パン、ミュート、センド量のほか、多くのプラグインパラメータを対象にできます。ボーカルの語尾だけリバーブを増やす、フィルターを徐々に開くなど、静的な設定では作れない変化を加えられます。
ポイントとカーブ
時間軸上にオートメーションポイントを置き、値と変化の開始・終了位置を決めます。急な切り替えは段差、なめらかな変化は傾斜やカーブで表現します。必要以上に点を増やさない方が後から編集しやすくなります。
トラックとリージョン
トラックオートメーションは曲全体の時間位置に結び付き、リージョンオートメーションはリージョンと一緒に移動させやすい方式です。アレンジ変更の可能性や、繰り返し使うフレーズかどうかで使い分けます。
Read・Touch・Latch・Write
Readは記録済みデータの再生、Touchは操作中だけ上書き、Latchは操作後も最後の値を書き続けます。Writeは再生中の値を広範囲に書き換えるため、意図しない上書きを避けるには通常Readへ戻しておきます。
制作での実例
EDMのスネアフィルを作る記事では、Samplerのピッチをオートメーションで上げる手順を紹介しています。操作後は曲の前後も再生し、急な音量変化や不要なポイントがないか確認します。
