オクターブは、同じ音名で高さが異なる2つの音の関係です。低いCから次の高いCまでが1オクターブで、鍵盤では白鍵と黒鍵を合わせて12半音分離れています。高さは違っても同じ種類の音として感じられるため、音域を広げる基本になります。
なぜ同じ音に聞こえる?
高いCは低いCより振動数が2倍になりますが、人は同じ「C」の仲間として感じます。この関係があるため、メロディを1オクターブ上げても、形を保ったまま明るく・目立つようにできます。
ユニゾンとの関係
ユニゾン(同じ音を重ねる演奏)では、まったく同じ高さだけでなく、オクターブ違いで同じメロディを重ねる方法もよく使われます。低い音で太さを出し、高い音で輪郭を出すと、主旋律を強調できます。
アレンジでの使い方
ベースを低いオクターブに、メロディを高いオクターブに置くと、役割がぶつかりにくくなります。サビだけメロディを1オクターブ上に重ねる、リフを上下のオクターブで鳴らすといった使い方も、アレンジ(編曲)に変化を付ける方法です。
DAWでの操作
多くのDAWでは、MIDIノートを12半音上または下へ移動すると1オクターブ移動します。オクターブを変えたパートは、音域がほかの楽器と重なっていないか、低域が濁っていないかを確認しましょう。
半音との関係
1オクターブは半音/全音で数えると12半音です。鍵盤やピアノロールで、同じ音名が12個ごとに現れることを確かめると、音域の感覚をつかみやすくなります。
