ベロシティは、MIDIノートをどの強さで鳴らしたかを示す値です。多くのMIDI機器では1から127の範囲で扱われます。一般には大きいほど大きな音になりますが、音源によっては音量だけでなく、明るさ、アタック、再生するサンプルも変化します。
音量だけではない
ピアノやドラムの音源では、強く弾くほど明るい音色や別の録音サンプルを鳴らすことがあります。そのため、フェーダーで音量を上げることと、ベロシティを上げることは同じではありません。演奏の表情を作る情報として扱います。
ピアノロールで編集する
ピアノロールの下部などに表示されるバーを動かすと、各ノートのベロシティを変更できます。同じ値にそろえると均一に、少し差を付けると人が演奏したような変化を作りやすくなります。ランダムにし過ぎると意図しないアクセントになります。
ドラムでの使い方
スネアのバックビートを強くし、ハイハットに細かな強弱を付けると、リズムに動きが出ます。全ノートを最大値にすると、音源によっては強過ぎて耳に残ります。曲の中で他の楽器と比べながら決めます。
クオンタイズとの関係
クオンタイズはタイミング、ベロシティは強さを整える操作です。タイミングをそろえた後にベロシティまで均一にすると、打ち込みらしさが強くなることがあります。必要なら意図的にアクセントを残します。
確認の基本
ノートを一つずつ見るだけでなく、フレーズ全体を再生して聞きます。MIDIの基本はDAWの記事で確認できます。
