再生ヘッドとは、DAWや音声・動画編集ソフトの時間軸上で、現在再生している位置を示す線やマーカーです。停止中は次に再生を始める位置を示し、再生中は曲の進行に合わせて移動します。
基本的な操作
タイムラインや小節ルーラーをクリックすると、その位置へ再生ヘッドを移動できます。ドラッグやスクラブ再生で音を確認できるソフトもあります。細かな位置を合わせるときは表示を拡大し、拍・時間・サンプルなど適切な単位を使います。
選択範囲との違い
再生ヘッドは一点の現在位置、選択範囲は編集・書き出し・ループ再生の対象となる開始点と終了点です。クリップを選択しただけでは再生開始位置が変わらないDAWもあるため、どのマーカーが動いたかを確認します。
再生と停止の動作
停止後に元の位置へ戻るか、停止した位置にとどまるかは設定によって異なります。編集中は元へ戻る動作、長い素材を確認するときは停止位置から続ける動作が便利です。キーボードショートカットで切り替えられるDAWもあります。
録音時の役割
録音を開始すると、再生ヘッドの進行に沿って新しいデータが記録されます。パンチイン/パンチアウトやプリロールを使う場合は、再生開始位置と実際の録音開始位置が異なる点に注意します。
ループ再生との関係
ループ範囲を設定すると、再生ヘッドは終了点へ達したあと開始点へ戻ります。継ぎ目を確認するときは、戻る瞬間だけでなく前後の演奏も聞き、拍位置や余韻が自然につながるかを確認します。
