メトロノームは、一定の拍をクリック音などで知らせる機能または機器です。DAWではテンポに合わせて鳴り、録音や打ち込みの基準になります。クリック、クリックトラックと呼ばれることもあります。演奏の正確さだけでなく、曲の構成をそろえるためにも役立ちます。
拍の基準を作る
メトロノームを鳴らすと、今どの拍にいるかを耳で確認できます。まず拍に合わせて手拍子し、次に簡単なフレーズを弾くと、テンポの感覚をつかみやすくなります。強拍だけ音色を変える設定ができるDAWもあります。
録音での使い方
録音前にクリックを聴き、カウントインを入れると入りの位置を決めやすくなります。通常はクリック音を完成音源へ書き出さないようにします。ヘッドホンの音量が大き過ぎると演奏や耳へ負担がかかるため注意します。
打ち込みでの使い方
ピアノロールにノートを置くときも、メトロノームとグリッドが基準になります。目だけでなく音でも確認すると、拍の取り違えを防げます。細かいリズムでは、必要に応じて分割表示を変えます。
常に鳴らす必要はない
素材の雰囲気や演奏の揺れを確認したいときは、クリックを止めて全体を聴くことも大切です。録音後にクオンタイズで整えられるからといって、最初から拍を意識しなくてよいわけではありません。
設定の確認
BPM、拍子、クリック音量、カウントインを確認します。テンポの基礎はDAWの記事で確認できます。
