音響・音楽制作

ディレイ

読み
ディレイ
英語・正式名称
Delay

原音を一定時間遅らせて繰り返し、やまびこのような反復や広がり、リズミカルな動きを作るエフェクトです。

ディレイとは

ディレイは、入力された音を一定時間遅らせて再生するエフェクトです。原音の後に同じ音が聞こえるため、短い設定では厚みや広がり、長い設定ではやまびこのような反復を作れます。ボーカル、ギター、シンセなど幅広い音に使われます。

基本パラメーター

Delay Timeは原音から反復音までの時間、Feedbackは反復を何回続けるか、MixまたはWet/Dryは原音と反復音の割合を決めます。Feedbackを上げすぎると反復が増幅し続ける機種もあるため、音量に注意します。

テンポに同期する

DAWのテンポ同期を使うと、4分音符、8分音符、付点8分音符など曲の拍に合った間隔を選べます。歌やフレーズの隙間へ反復音を置きやすく、テンポを変更してもディレイタイムが追従します。ミリ秒で自由に指定する方法もあります。

ミックスでの使い方

Auxへディレイを挿し、複数トラックからセンドする方法なら、同じ空間表現を共有しながら量を個別に調整できます。反復音の低域や高域を削ると、原音を邪魔しにくくなります。リバーブより輪郭を残したまま奥行きを作りたいときにも有効です。

代表的なディレイ表現

短い1回の反復で厚みを作るスラップバック、左右へ交互に反復させるピンポンディレイ、テープ機器の揺れや飽和を再現するテープディレイなどがあります。種類を選ぶときは、反復の回数だけでなく、音色とステレオでの動きも確認します。

理解を深める記事

ギター用マルチエフェクターでBPMに合わせてディレイタイムを設定する利点は、僕がマルチエフェクターを使う理由で紹介しています。

関連する用語

出典・確認情報

内容確認日 2026年7月15日

音楽用語集に戻る