SNS向けの紹介動画では、曲全体を短く要約するより、「続きを聞きたい」と思えるひとつの魅力を15〜30秒で見せる方が効果的です。サビ、印象的なリフ、音作りの変化、演奏風景など、投稿ごとに主役をひとつ決めます。
紹介する区間を目的から選ぶ
完成曲の告知ならサビ、演奏力を見せるならプレイ動画、音作りを伝えるなら加工前後など、投稿の目的を先に決めます。曲の一番派手な場所が、必ずしも投稿の内容に合うとは限りません。
音源を好きな範囲で切り出すツールで候補を複数作り、スマートフォンの小さなスピーカーでも特徴が伝わる区間を選びます。
冒頭の1〜2秒で内容を伝える
長い無音、ロゴだけの画面、静かなイントロから始めると、曲が始まる前に離脱されやすくなります。最初から音を鳴らし、「新曲のサビ」「ギターだけで作ったBGM」のように何を見せる動画か短く示します。
ただし音のアタックを途中から切らず、気持ちよく始まる拍を選びます。
縦画面でも重要な情報を中央へ置く
縦長動画では、上部や下部へユーザー名、説明文、操作ボタンが重なります。曲名や字幕、楽器の手元など重要な内容は中央付近へ置き、端に寄せすぎないようにします。
横長の素材を無理に縮小するより、被写体を切り出す、背景をぼかす、縦向きに撮り直す方法を検討します。
映像がない場合は波形や写真を使う
音声波形の動画を作る、オーディオスペクトラム動画を作るツールを使えば、静止画だけより音の動きを見せられます。複数写真を見せたい場合はスライドショー動画も選べます。
動きを増やしすぎて音楽より映像が目立たないよう、色と切り替えを曲の雰囲気へ合わせます。
字幕は短く、音なしでも意味が分かるようにする
SNSは消音で見られることがあります。曲名、ジャンル、制作の特徴、公開先など必要な情報を短い字幕へします。説明を画面いっぱいへ詰めず、詳しい内容は投稿文へ分けます。
投稿前に音量と圧縮後の音を確認する
プラットフォーム側で映像と音声が再圧縮されるため、True Peakへ少し余裕を残します。スマートフォン、イヤホン、PCで再生し、低域が消えてもメロディやリズムが伝わるか確認します。
フル版へ進む導線をひとつに絞る
動画の最後や投稿文で、フル版、配信ページ、プロフィールなど次の行き先を明確にします。複数のリンクを並べすぎず、今回の投稿で最も見てほしい場所をひとつ選びます。
一般的な音楽動画の作り方は「作った曲をYouTubeやSNSへ投稿する音楽動画の作り方」も参考にしてください。
