タイは、同じ高さの2つの音を弧線で結び、一つの長い音として鳴らす記譜です。小節線をまたいで音を伸ばしたいときや、拍のまとまりを保ちながら長さを表したいときに使います。
基本の考え方
タイで結ばれた後ろの音は、もう一度弾き直しません。前の音をそのまま伸ばします。楽譜上では音価を分けて書く必要がある場面でも、実際の発音を途切れさせないための記号です。
曲作り・演奏での役割
コードやベースを拍の頭から少しまたいで伸ばすと、シンコペーションのような前へ進む感覚を作れます。メロディでも、音をつなぐことで歌いやすい長いフレーズになります。
DAWで試す方法
DAWのピアノロールでは、通常は一つのMIDIノートを長く置けばタイと同じ結果になります。ノートを分けた場合は、二つ目が再発音しないよう、音源の設定やノートの重なりを確認しましょう。
関連用語との違い
タイは同じ高さの音をつなぐ記号です。異なる高さの音をなめらかにつなぐスラーとは役割が異なります。休符は逆に音を止める時間を示します。
タイを理解すると、拍の区切りと実際の音の長さを分けて考えられるようになります。
