裏拍は、拍と拍の間にある位置です。4/4拍子で「1と2と3と4と」と数えるときの「と」が裏拍に当たります。拍の頭である表拍だけでなく、裏拍を使うと、リズムに軽さ、跳ね、前へ進む感覚を加えられます。
表拍との違い
表拍は「1、2、3、4」のように数える拍の頭です。裏拍はその間にあります。キックを表拍に置き、ギターのコードやハイハットを裏拍に置くと、各パートの役割が分かれ、リズムに動きが出ます。
シンコペーションとの関係
シンコペーションは、弱い位置や裏拍を強調して重心をずらす手法です。裏拍に音を置くだけで必ずシンコペーションになるわけではありませんが、裏拍はシンコペーションを作る重要な場所です。
コードの刻みで試す
4/4のコードを各拍の頭で鳴らすパターンを作ったあと、同じコードを「1と2と3と4と」の「と」へ移してみましょう。音は同じでも、急に軽快で前へ進む感じになることがあります。スカやファンク、ダンスミュージックなどでよく聞かれます。
DAWでの見つけ方
グリッドを8分音符にすると、各拍のちょうど中間に裏拍の位置が見えます。メトロノームを鳴らしながら、拍の頭と間を交互に手拍子すると、耳と体で位置を覚えやすくなります。
拍を見失わないために
裏拍を強調するときも、どこかのパートには表拍の基準を残すと、聴き手がリズムをつかみやすくなります。リズム全体のバランスを聞きながら使いましょう。
