2018年1月24日、BOSSのマルチエフェクターのフラッグシップモデル「GTシリーズ」の最新機種「GT-1000」が発表された。2018年4月に発売予定。
BOSS GT-1000
BOSSのGTシリーズは2012年にGT-100が発売されて以来更新されることがなかったが、ついに2018年4月にGT-1000が発売となる。
フットペダルが一新されており、GT-100と比べると1つのバンクにプリセットが4つから5つになり、コントロールボタンは2つから3つに。

画面も大きくなり、つまみやボタンもシンプルな構成なので、これまでのGTシリーズユーザーは迷うことなく、そして今まで以上に簡単に操作することができるようだ。
内臓エフェクターはもちろん充実のラインナップ。「CE-1」「OD-1」など歴史的にも評価の高いモデルから、近年人気の高い「DD-500」「RV-500」「MD-500」を継承した最新のタイプまで、116種類のが内臓されている。
またそのエフェクトは最大23種類まで同時に使用可能とのこと。直列にも並列にも設定することができる上に、後述するセンドリターン機能により好みのエフェクターを追加して使用する上で配列も自由に組み込める。
公式動画がYouTubeにアップロードされていたので、音質についてはこちらをご覧いただきたい。
センドリターンが2系統に
背面を見ると、センドリターンが2系統に増えていることがわかる。これによりより好みのコンパクトエフェクターを使ってより柔軟な音作りが可能となる。

メインの歪みエフェクターをセンドリターンに通して使うユーザーが多かったと思うが、それ以外にもう一つのエフェクターをGT-1000内臓のエフェクター配列の間に差し込むことができる。
また、これまで同様MIDIでの操作や、エクスプレッションペダルの追加も可能となっている。
スマホやタブレットで簡単操作
Bluetoothでスマホやタブレットと接続し、アプリで音色のコントロールが可能となっている。

これまではパソコンとケーブルで接続すれば広い画面で音色の変更ができたが、ふらっと立ち寄ったスタジオでスマホを使って手軽に音作りできるのが嬉しい。
商品情報
価格:オープン価格
発売時期:2018年4月
初年度販売予定台数:10,000台(国内/海外計)